【ムーンライトながら】0泊2日で松本・諏訪ひとり旅
あなたはひとり旅をしたことがありますか?
私はひとり旅が大好きで、高専に入学してから新型コロナウイルスが流行するまではいろいろなところに行っていました。
今回は、2年前に行った旅行についてまとめてみました。
ぜひ最後まで見ていってください。
旅行までのおはなし
旅行でお金がかかるのは、おもに交通費と宿泊代の2つです。
学生だとお金が少ないので、この2つをどれだけ安くできるかが大切になります。
もしそこまでお金を気にしなくていいとしても、安くした分遠くに行けたり、食事やお土産代に使えたり、次の旅行の資金に回すことができます。
今回の旅行では
- 青春18きっぷを使い
- 夜行列車に乗る
ことで交通費を減らして、宿泊費を浮かせることができました。
1日目
今回乗る夜行列車「ムーンライトながら」が運転されていたのは、春休み、夏休み、冬休みのそれぞれ数日間だけ。
しかも全席指定席なので、とても人気でなかなか指定席券が取れません。
私は、1週間くらい前にたまたま12月24日の分に空きがあったので取ることができました。
ただ、この日は終業式の日。
なので学校の後、家に帰らずにそのまま始発の大垣駅に向かいました。
電車まで時間があったので、駅の近くを散策。
クリスマスイブということもあって、いろいろな場所でイルミネーションのライトアップがされていました。
大垣共立銀行の本店
私の好きなアニメ、聲の形の聖地でもある大垣。
暗い中ですが、少し聖地巡礼もしました。
植野が硝子に再会するシーンの横断歩道
結弦が倒れていたシーンの遊具
晩ごはんは、中華そば中村屋さんで。
ごはんも食べたところで、駅にもどってしばらくするとやってきました。
これが夜行列車、ムーンライトながらです。
ムーンライトながらとは
10両編成で夜行の臨時快速
東京駅と岐阜県の大垣駅を結ぶ
特急ではなく快速なので、指定席をとれば青春18きっぷで乗れる
車内は外の暗さや空気感も相まって、夜行列車独特の雰囲気がただよっていました。
シートはこんな感じ。リクライニングはついていますがあまり倒れません。前の席との距離も狭めです。
ただ、青春18きっぷにプラス510円で乗れて、車内で1泊できると考えるとこのシートでも十分豪華です。
2日目
4時40分に横浜駅に到着。
はじめての夜行列車だったこともあってか、なかなか寝付けず、寝不足のままムーンライトながらを降りました。
途中、東神奈川駅で乗り換えて八王子駅へ。
ここで朝ごはん。松屋のプレミアム牛めしを食べました。
東京周辺の店舗でしか食べられなかったもので、今はメニューからなくなってしまったそうです。
八王子から上諏訪までは普通列車で約3時間かけて向かいます。
ロングシート(横に長いシート)なので、ここでもなかなか寝られません。
やっと寝ても、ムーンライトながらと違って各駅停車なのでよくドアが開いて、そのタイミングで起こされてしまいます。
やっと着きました。これが上諏訪駅です。
そしてここからは、ひたすら山を登っていきます。
30分ほどすると着きました。ここが立石公園です。
30分もかけてなぜここまで来たかというと...
この絶景を見るためです!
「君の名は。」のかたわれどきのシーンのモデルにもなったそうで、30分かけても来る価値がある景色だと思います。
時間が合えば、駅から途中までバスもあるそうです。
駅に戻ると、すでに松本行きの普通電車が停まっていました。
30分ほどで松本駅に到着。
今度は20分ほど歩いて松本城へ。雲一つない青空で、きれいな写真が撮れました。
お城の中は、銃についての展示がたくさん。銃が好きな人、お城が好きな人はぜひ。
松本城を見た後は、すぐ近くのなわて通りへ。
カフェでつぶあんのおやきを食べました。
おやきというと、野沢菜が入っているものしか知らなかったので、あんにいろいろな種類があってびっくり。
このおやき、1個400円で最初は高いなと思っていました。ただ、食べてみるととってもおいしくて、値段にも納得しました。
ここで、名残惜しいですが家路に着くことに。
帰りは名古屋駅でいったん降りて、矢場とんのみそかつを。
私はこれが大好きで、名古屋に来たら食べないと気が済まないんです。
まとめ
寝不足で、特急や新幹線を使うよりもすごく時間のかかる旅行でしたが、とても楽しかったです。
ムーンライトながらは、この旅行に行った次の年の3月を最後に廃止されてしまいました。
今から考えると、なくなってしまう前に1度乗れてよかったなと思います。
ムーンライトながらは無くなってしまいましたが、青春18きっぷを使っての旅行はまだまだできますし、寝台特急は少しですが残っています。
こんな旅行がしたいと思った方はぜひ、検討してみてください。
ふだんは私が通っている高専のことや、自分の趣味のことについての記事を書いています。こちらも興味があれば、見ていってもらえるとありがたいです。