高専では留年しやすい?留年しないためには?【現役高専生が詳しく解説】
こんにちは。現役高専生のふゆです。
今回は、
- 高専って留年しやすいって聞いたけれど本当?
- 高専で留年しないためにはどうすればいいの?
という疑問を持つあなたに向けて、高専生と留年の関係について詳しく説明していきます。
高専では留年しやすい?
高専について調べていどんなどんなブログやYouTube、知恵袋でも必ずと言っていいほど留年について触れられています。
しかも、卒業までにクラスの半分が留年した、きちんと勉強していても留年するなどなど、恐ろしい内容のものが多いです。
こういった情報を見て、高専に行くことをためらっていませんか?
確かに、高専は高校より留年しやすいです。
ただ、次の3つのポイントを気を付ければ、留年する確率はぐっと下がるはずです。
留年する人の特徴と対策
留年する人は、
- 欠席、遅刻が多い
- 課題が期限内に提出できていない
- 追試や追加課題をしていない
のうち1つ以上当てはまっている人がほとんどです。
それぞれ詳しく説明していきます。
欠席、遅刻が多い
まず、高専での進級にはある程度の出席日数が必要です。
授業科目によって違いますが、全体の授業回数のうち1/4から1/3以上欠席すると、その時点で単位を落とします。
いくらテストや課題の点数が良くても、出席日数が要件を満たしていないとその科目の単位は取れません。
たまに、自分の出席日数を計算しながら、進級できるぎりぎりの回数まで欠席する人がいます。
ただ、これは絶対にやめておいた方がいいです!
先生の都合が悪く、休講になって振替の授業も行われないと、全体の授業回数自体が減ってしまいます。すると、ぎりぎりを狙っているひとは進級できなくなります。
出席点のある授業では点数も下がってしまいます。
家が近い人、寮に住んでいる人は特に、生活リズムがくずれて遅刻や欠席してしまいがちです。
出られる授業はしっかりと出席する。
当たり前ですが、とっても大切なことです。
課題が期限内に提出できていない
課題が期限内に提出できていない人も留年しやすいです。
期限を過ぎてよいものを提出するよりも、期限内にそこそこのものを提出する方が評価されることが多いです。
レポートやそのほかの課題が重なると、課題をこなすのが難しいことがあります。
そんな時は何よりも期限厳守で、形だけは保った状態で課題を出すことをおすすめします。
追試や追加課題をしていない
ところで、テストの点数と評価点の違いは知っていますか?
私の学校では、各教科ごとにシラバスというものがHPに公開されていて、進級の条件になる評価点はそこに書かれた配点基準、配点割合でつけられます。
例えば、日本史のシラバスでは試験70%、提出課題20%、授業態度10%になっています。この教科でテストの点が50点だったとしても、提出課題と授業態度で満点がついていれば、評価点は65点になります。
ただ、それでも評価点が60点に届かないことはあります。
そんな時に救済策として用意されているのが追試や追加課題です。
対象者に案内のメールが届いたり、掲示で追試の時間のみ知らされたりと先生によって連絡の方法は様々です。
通知の方法がわかっていれば、テスト後はメールや掲示板など、通知される場所をこまめにチェックしましょう。
通知方法がわからず、少しでも評価点に不安があれば、メールやチャット、実際に研究室に行くなどして対象者かどうかや追試の範囲、課題の内容などを絶対に確認しましょう。
また、評価点が60点以上とれていても、テストの点数次第で対象者になることもあります。その時は追試や追加課題を受けることで点数が上げられるはずです。
まとめ
高専生活を過ごす中で、単位を落とすことや留年することは身近にあります。
実際にそうなってしまうことを防ぐためには、日ごろのちょっとした心がけや、少しの確認がとっても大切です。
ぜひ3つのポイントを参考にしながら、楽しい高専生活を過ごしてください。
また、ほかにも高専に関する記事を少しずつ投稿しています。
よければ、ちょこっとのぞいてみてください。