【高専のオンライン授業】どんな感じ?課題やテストは?



こんにちは。現役高専生のふゆです。
今回は、

・高専のオンライン授業はどんな感じ?
・オンラインでのテストや課題はどうやってするの?


という疑問にこたえていきます。ぜひ最後まで見ていってください。

高専がオンライン授業になるまで

私の通っている高専では、まず春休み期間中の2020年3月ごろに課外活動などが禁止になって、前期授業の開始もほぼ1か月ずれこみました。

そして、授業開始から7月の初めごろまではオンラインで授業が進められ、途中で中間試験もありました。

同じようなタイミングで高校もオンライン授業をしていました。

高校のオンライン授業は評判がものすごく悪かったのに対して、高専のオンライン授業はあまり不満が出ていませんでした。

その差からも見えるように、高専のオンライン授業は比較的よかったと思います。

その理由は、GoogleやMicrosoftのサービスを普段から使っていたことにあると思います。

高専のオンライン授業はこんな感じ

国立の高専では入学するとGoogleとMicrosoftのアカウントが生徒一人ひとりに与えられます。

Googleのアカウントは学校からのメールの受信や、学内でのメールのやり取り、ファイルの共有に使われています。

MicrosoftのアカウントはMicrosoft365(Office365)というもので、スライドや文書の作成と共有、高専機構からのアンケートや、学力調査のコンピュータテストの回答に使われています。
このアカウントがあることで、高専に在学している間は、Word、PowerPoint、ExcelなどのOfficeソフトを無料で使えるようになっているんです。

今回オンライン授業で役に立ったのは、Microsoftのアカウントです。

高専のほとんどでは、MicrosoftのTeamsというソフトをメインにオンライン授業が進められました。

授業の受け方



Teamsはオンライン会議やチャット、課題の提出ができるソフトです。

授業ごとにチームというものがつくられ、参加するとチームの画面に入って投稿を見たり、会議に参加したりすることができます。

投稿を使って授業時間や課題の連絡、会議を使って授業が行われていました。

また、授業は録画されていて、あとから見返すこともできるようになっていました。

通信容量が制限されている学生もいることや重くなってしまうことから、授業は基本、先生も学生もカメラはオフで進められていました。

課題の出し方

課題は、チームの投稿やメニューから課題のページに飛び、課題の写真やファイルを送ることで提出できます。

そのためWordファイルや、印刷したプリントに手書きで図や文を書いて、それを撮った写真を提出する形式での課題が出されました。

また、先生によってはMicrosoftのFormsというアプリを使って授業アンケートや選択式の小テストが出されていました。

オンライン授業のよかった点

GOOD

自由時間、睡眠時間が長く確保できる
温かいご飯が食べられる

オンライン授業だと通学時間や、学校に行く用意をする時間がない分、自由時間や睡眠時間をしっかりと確保することができました。

また、いつもはお昼ご飯にお弁当を持っていっているのですが、オンラインだと冷凍食品やインスタントにたよることは多いものの、家であったかいご飯が食べられるのはメリットだと感じました。

オンライン授業のよくなかった点

BAD

対面授業よりも分かりにくい
友達とのコミュニケーションがとりづらい
部活動ができない

高校と比較して授業の質は高いと感じたものの、先生も学生も慣れていない分、対面よりも授業の濃さが薄まってしまうなと感じました。

また、友達とコミュニケーションがとりづらいこと、部活に行けないことは心がふさぎ込みがちになってしまいます。

私は散歩したり、読書したり、LINEで友達と話したりすることで気分転換していました。

まとめ

高専のオンライン授業はあまりよくなかった点もあるものの、先生方が工夫されていたことである程度充実したものになっていました。

部活やコミュニケーションがなくなってしまうのは少ししんどいですが、またオンライン授業になっても問題ないかな、と思います。

高専を目指すみなさんが、入学した後にまたオンライン授業になったとしても、今度は経験があるので対応はしっかりしているはずです。

このブログでは、高専についてのあれこれを発信しています。
よければぜひ、他の記事もご覧ください。
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