高専生にパソコンは必要?選び方やおすすめは?【パソコン好きの高専生が解説】


こんにちは。現役高専生のふゆです。
今回は、

・高専生にパソコンは必要?
・パソコンはどうやって選べばいい?
・おすすめのパソコンは?


といった疑問にこたえていきます。ぜひ最後まで見ていってください。

高専生にパソコンは必要か

結論から言うと、高専生にパソコンは必要です。もっと言うと、入学前から用意しておいた方がいいと思います。

高専の授業では学科を問わずメールの送受信スライドやレポートの制作でパソコンを使います。機械系や電気系の学科ではプログラミングにも使います。

また、学年が上がるにつれて使う機会も多くなってきます。

数年前までは学校のパソコンを自由に使うことができたので、パソコンを使う機会が少ない1、2年生のうちはパソコンを買わずともなんとか課題をこなすことができました。

ただ、新型コロナウイルスの影響で授業がオンラインになり、対面授業が再開しても学校のパソコンが授業以外でほとんど使えなくなり、またいつオンライン授業になるかもわからない状況が続いています。

今ではどの学科の授業でもパソコンは必須になってきているね

パソコンの選び方

では、どうやってパソコンを選べばいいでしょうか?

ここではパソコンの用語をわかりやすく解説しながら、選び方を紹介していきます。

CPU

CPUとはパソコンの頭脳の部分です。

Core i3Core i5Core i7CeleronAtomRyzen3Ryzen5Ryzen7など、さまざまな種類があります。

高専生がプログラミングや文書、スライドをつくるのにパソコンを使うなら、Core i5かCore i7(またはRyzen5Ryzen7)が入っているパソコンを買いましょう。

また、同じCore i5やRyzen5でも、世代が新しいものほど性能が良くなっています。
Core i5やCore i7は第11世代、Ryzen5やRyzen7は第5世代が最新のものです。

動画の編集やCADソフトの使用を考えているなら、Core i7またはRyzen7が入ったパソコンを選ぶといいでしょう。
POINT

CPUはパソコンの頭脳の部分。
Corei5、Corei7、Ryzen5、Ryzen7のどれかが載っているパソコンを選ぼう。

ストレージ(ROM)

ストレージは、書類写真などのデータを保管しておくものです。

256GB(ギガバイト)、512GB1TB(テラバイト)などのものがあり、数字が大きいほどたくさんデータを保管しておくことができます。

また、ストレージにはSSDHDDの2種類があります。
SSDはパソコンの起動やデータを開くときのスピードが速いです。対してHDDは容量が大きいものが多いです。

ただ、最近はSSDでも大容量でコスパの良いものが多くなり、SSDの方が壊れにくく静かで軽いので、私はSSDが搭載されているパソコンをおすすめします。

ちなみに国立高専の学生なら、Google DriveOneDriveというクラウド(ネット上にデータを保管して置けるサービス)を容量無制限で使うことができます。

なのでクラウドをうまく活用すれば、ストレージは256GBでも十分だと思います。
POINT

ストレージは書類や写真、動画や音楽などのデータを保管しておくところ。
256GB以上のSSDを選ぼう。

メモリ(RAM)

メモリは、作業机をイメージしてもらえるとわかりやすいです。

作業机が広いと作業のスピードが上がるように、メモリが多いとパソコンの処理のスピードが上がります

容量は4GB、8GB、16GB、32GBなどのものがあります。

先に説明したCPUを良いものにしても、メモリが少ないと結局パソコンの動作は遅くなってしまいます。

なので少なくとも8GB、動画編集ソフトやCADソフトを使いたいと思っている人はできれば16GBのものにするといいでしょう。
POINT

メモリは容量が大きいとパソコンの処理速度が速くなる。
8GB以上のものを選ぼう。

画面

パソコンの液晶画面には大きく、グレア(光沢)のものとノングレア(非光沢)のものがあります。

グレアのものは表面がつるつるで、映像がはっきり、きれいに見えます。ただ、自分の顔や背景が映り込みしやすく、屋外などの明るいところでは使いにくいです。

またタッチ操作ができるものもあり、非光沢のフィルムを貼ることでノングレアのものと同じように使うことができます。

それに対してノングレアのものは表面がざらざらで、映像は少しぼんやりとします。その代わりに、映り込みはしにくいです。

室内で使うことがほとんど動画を画質よくみたいという人はグレアのものを、屋外でも使う映り込みしないものがいいという人はノングレアのものを選ぶといいでしょう。

もし決めきれなければグレア液晶のものにして、使っているうちにあまりよくないなと思ったら非光沢のフィルムを買ってきて貼り付けることをおすすめします。
POINT

画面はグレアとノングレアの2種類。
自分の使い方に合ったものを選ぼう。

パソコンの買い方

みなさんはパソコンや家電を買うとき、どこで買いますか?

ヤマダ電機やエディオン、ジョーシンなどの家電量販店や、イオンのような大型スーパーの電化製品売り場で買うという人も多いと思います。

ただ、パソコンを家電量販店や大型スーパーだけを見て買うのはあまりおすすめしません

特にイオンなど、大型のスーパーで売られているものは、性能があまり良くないのにびっくりするほど高い値段で売られていることがあります。

家電量販店でもほとんどのパソコンが高めに売られています。

パソコンを買うときは、ネットの価格と比べながらあまり値段差がないものを買うか、そもそもメーカー公式のネット通販で買うことをおすすめします。

また、国内メーカーのパソコンはコスパが悪いもの、無駄なソフトがたくさんついているものが多いです。
強いこだわりがなければ、海外メーカーのものを買うといいでしょう。

おすすめのパソコン

HP ENVY X360

このパソコンは13.3インチ15.6インチの2種類のサイズがあり、私は15インチのモデルを実際に使っています。また、CPUもRyzen3、Ryzen5Ryzen7から選ぶことができます。

液晶はグレア(光沢)で、タッチ操作もできます。これが思ったよりも使いやすいです。

またX360と名前にあるように、画面を360度自由に回転することができます。完全に回転させてタブレットのように使ったり、スタンドのように立てて動画を見るのに使ったりなど、いろいろな使い方ができます。

パソコン内蔵のカメラをオン、オフできるスイッチがついていて、オンライン会議中に間違ってビデオがオンになるのを防ぐことができます。

また、指紋認証も使うことができます。

色は3色あって、私が使っているナイトフォールブラックは、角度によってダークブラウンや暗いグレーに見える、綺麗で高級感がある色です。



Dell New Inspiron 14

コスパが良いもの、画面がノングレアのものが欲しい方には、こちらがおすすめです。

学校の授業や課題で普段使いするならこのパソコンで十分、という内容で8万円台、クーポンを使うと6万円台(2021年12月1日現在)と、すごくコスパが良いパソコンです。

画面がノングレア(非光沢)で、映り込みしにくいこともメリットです。

13.3インチほど小さすぎず、15.6インチほど大きすぎないというちょうど良いサイズ感になっています。

また、HPのENVYと同じように指紋認証もついています。

さらに、はじめから最新のWindows11がインストールされているので、アップグレードする手間がかからないようになっています。

色はパソコンらしくてかっこいいプラチナシルバーと、くすみピンクのようなきれいな色味のピーチダストの2種類あります。


まとめ

今回はパソコンの選び方、買い方とおすすめのパソコンについて紹介しました。

選び方で紹介したおすすめの性能以上のものから、自分の好きな機能があるものや、自分の使い方に合ったものを選んでみてください。

みなさんのパソコン選びがうまくいくことを願っています。

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