高専祭ってなに？いつやってるの？【明石高専祭について解説】

こんにちは。現役高専生のふゆです。今回は、

といった疑問にこたえていきます。ぜひ最後まで見ていってください。

高専祭とは高専で行われる学園祭、いわゆる文化祭のことです。

当日は学生や保護者はもちろん、地域の方たちやOB、OGなど多くの人が来場します。

内容は、部活ごとの食品や縁日遊びのバザーや、クラスごとの展示、音楽部のライブや吹奏楽部、合唱部のコンサート、女装や仮装のコンテストなど、盛りだくさんです。

ここでは、例年高専祭で行われているイベントについて紹介します。

1～3年生はクラスごと、4、5年生は合同で学科ごとに展示をします。

電気情報工学科のクラスでは電子工作とプログラミングでいろいろな装置を作ったり、機械工学科のクラスでは飛行機や鉄道の模型を作ったり、都市システム工学科や建築学科のクラスでは橋や住宅、建物の模型を作ったりと、展示の内容は学科の個性が出たものが多いです。

写真部やものづくり研究部、D-PRO135°やエコランプロジェクトなど、展示物がある部活動や同好会を中心に活動内容の展示をしています。

クラス展示とは別にブースが分けられていて、校内のいろいろなところで展示がされています。

部活動や後援会(PTAのような団体)の方たちが食ベものや縁日の屋台を出店しています。

各部活で代々同じ食べ物を出しているところが多く、値段が安い上においしいものが多いです。

音楽部のライブと合唱部、吹奏楽部のコンサートもあります。

音楽部のライブと合唱部のコンサートは階段教室で、吹奏楽部のコンサートは屋外のステージで行われます。

高専の中では「女コン」と呼ばれている、高専祭の目玉イベントの一つです。

男子学生が女装をして、寸劇やダンスのパフォーマンスをします。

観覧した人の投票もあり、1位になったグループは後夜祭のステージでもパフォーマンスをすることができます。

高専の中では「That’s」と呼ばれている、学生がステージで歌や自分で作った曲、寸劇や漫才などの発表をするイベントです。

有志によるステージですがどれも完成度が高く、客席で最初から最後まで見ていく人も多いです。

高専祭の期間中はいくつかのブースにスタンプが置かれていて、そのスタンプをすべて集めると景品がもらえます。

子どもたちが喜ぶような景品になっていて、学校の中を歩き回っていると地域の子供たちがが保護者の方と一緒にスタンプを集めているところをよく見かけます。

高専祭は土曜、日曜の2日間で開催されていて、その日のイベントの最後にそれぞれ中夜祭、後夜祭があります。

どちらも学生とOB、OGだけが参加できるイベントで、中夜祭ではeスポーツなどの大会が、後夜祭では投票で1位になったバンドと女コンのグループのステージと大抽選会が行われています。

大抽選会は毎年豪華で、ゲーム機本体や漫画の全巻セット、トースターやタンブラーなど、さまざまな景品が用意されています。

今年の高専祭は、「ポラリス」というテーマで行われました。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、学生と学校説明会に参加する中学生、その保護者だけが入場できました。

また、開催時期が例年は11月初旬でしたが、今年は11月の下旬になりました。

私のクラスでは「航空博物館」というタイトルで、自作した飛行機の模型などを展示しました。

明石高専祭では毎年、公式ホームページが作られています。

今年は入場できる人に制限があったため、展示やステージイベントの動画配信がありました。

アーカイブが残っているので、女子力コンテストをはじめ、ステージでのイベントや後夜祭のようすを見ることができます。高専祭の雰囲気を知りたい！という方はぜひ。

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