【明石高専】高専生活ってどんなの?現役高専生の日常はこんな感じ!


こんにちは。現役高専生のふゆです。今日は、

・高専生はどんな1日を過ごしてるの?
・高専生活についての話を聞きたい!


というあなたに向けて、私の学校がある日の流れについて紹介したいと思います。
ぜひ最後まで見ていってください。

高専での生活

時間割

私の通っている高専は、1コマ90分で基本的に午前中に2コマ、午後に2コマの4限分授業があります。

曜日や学科によって違いますが、1限の授業はなく2限からのスタートだったり、2限や3限の授業がなく空きコマになっていたり、2限や3限までで授業が終わったりと、時間割は不規則です。

ホームルームは週1回、45分だけです。
この時間で学校のアンケートの答えたり、連絡事項を聞いたり、高専祭が近ければクラス展示の準備をします。

施設

私の学校には、普通の高校にもあるような

  • ホームルーム教室
  • 体育館
  • 武道場
  • グラウンド
  • 部室
  • 図書館
  • 食堂
  • 保健室

などはもちろん、

  • 実習工場
  • 専門教科の実験室
  • 階段教室
  • 研究室
  • 製図室
  • CAD室
  • 学生課
などのめずらしい部屋があります。

また、図書館では小説や新書などの一般書はもちろん、機械や電気、建築、土木、数学や物理の専門書も数多くそろえていて、3階建ての書庫まであります。

これは、学校図書館の写真です。
図書館

先生は職員室ではなく、各先生ごとに決められた研究室にいます。

また、事務的な手続きは学生課の職員の方たちが担当しています。

なので、課題の提出や授業の質問などは研究室に、部室の鍵や学校の備品の貸し出し、公欠届の提出やJRの学割証の申請などは学生課に行きます。

部活

部活については、この記事で詳しく説明しています。

【高専の部活】どんなのがある?選び方は?

【高専の部活】どんなのがある?選び方は?

こんにちは。現役高専生のさゆです。 高専の部活ってどんなのがあるの? どうやって部活を選べばいいの? という方に向けて、今回は高専の部活について詳しく解説します。

高専では、高校によくある部活は一通りそろっています。

それに加えて、高専生対象の各コンテストに向けて活動している部活や、音楽系、文芸系、機械系、情報系の珍しい部活動があります。

活動時間は16:30から18:30ごろまでのところが多く、朝練をしている部活動はほとんどありません。

コンテストに向けて活動している部活では、コンテストが近くなると20時や21時まで活動していることがあります。

一日の流れ

8:40 登校


これは、校舎の写真です。ホームルーム教室は、正門から一番近い棟にあります。

1限がはじまる20分前くらいに学校に着きます。


課題が出ているときは、1限までの間に研究室のポストや実習工場の棚へ提出に行きます。


明石高専はJRの魚住駅から7分、山陽電車の山陽魚住駅から12分ほどの距離にあり、高専の中でも特にアクセスがしやすくなっています。


私の家は学校から少し遠いのですが、家も学校も駅に近いので、小学生のころよりも遅い時間に家を出てもこの時間に登校できます。


また、家が近い人や寮生はずいぶん遅起きでも間に合います。



9:00 1限開始


私の学校の1限は9時開始です。


この日は英会話からスタート。協同学習センター(CLC)に移動しての授業です。


これは、協同学習センターRoomDの写真です。英会話の授業はここで行われます。
協同学習センター (CLC)

この科目では、ネイティブの先生からほぼ英語で説明され、年4回英語でのプレゼンテーションをします。


英語が苦手でも、グループの人たちと話し合いながら頑張って進めていけば、いい点数を取ることができます。



10:20 1限終了


普通の授業1コマは大学と同じ90分です。

今は授業前後に手洗いの時間をとるために、80分になっています。


90分というとすごく長いと思っていましたが、受験前に塾で何時間も勉強していたので、入学してすぐに慣れました。


先生によっては、授業が半分進んだころに23分休憩を入れてくれます。



10:40 2限開始


20分休憩をはさんで、次は日本史。


これは、ホームルーム教室の写真です。ほとんどの授業はこの教室で行われます。
ホームルーム教室

高専では教員免許を持っていない代わりに専門分野に詳しく、そのことを楽しくわかりやすく伝えてくれる先生もいます。


この授業では歴史を広く浅くではなく、範囲を絞って深く学んでいきます。



12:00 2限終了&お昼休憩


今日は学食にしました。注文したのはカツカレー。

これは、学食のカツカレーの写真です。
カツカレー(330円)

本当はAセットのハンバーグとエビフライのセットを食べたかったのですが、目の前で売り切れてしまいました。

Aセット、Bセットの内容は日替わりで、それぞれ380円と320円です。他にもカレーライスやラーメン、うどん、そば、親子丼やかつ丼など、レギュラーメニューも充実しています。
どれも安く、いつも安定して美味しいです。

AセットやBセットにどうしても食べたいものがあるときは、その日の1限がはじまる前や授業の間に食券を買っておくといいと思います。

お昼休みがはじまると食券を買うのに長蛇の列ができるので、食堂の人も早めに食券を買うことをすすめています。

ただ、同じ業者さんなのに寮の食事はあまりいい話を聞きません。

メニューが好みじゃないとき、都合が悪く食べられないときは事前に欠食届を出して、外に食べに行ったり、自分で作ったりするそうです。


13:00 3限開始

この日は設計製図でした。

3年生までの製図は手書きです。4年生からはCADというコンピュータ―ソフトを使った製図になるそうです。

これは、バルブの手書き図面です。設計製図ではバルブや万力の製図をします。
バルブの図面

私の学科では、製図と実習の授業は2限続けての時間割になっています。なのでこの日も4限終わりまで製図の授業でした。

実習では90分で一度休憩をはさんでもらえますが、今の先生の製図は休憩なしで続けての授業になっています。


16:30 部活

私は合唱部に入っています。

準備体操や発声練習をしてから、コンクールに向けた歌の練習をします。


18:20 下校

対面授業と部活動が再開してから、部活動で放課後も残っている人は原則18:30までに下校、というルールが続いています。

ロボコン系の部活では、大会前は延長が認められて21時くらいまで活動しているそうです。


まとめ


高専についての情報は最近少しづつ増えてきましたが、現役の高専生が出している高専の情報や実際の生活についての情報はまだまだ少ないです。

この記事で高専での生活が少しでもイメージできて、進路選びや高専生活の過ごしかたの参考になればうれしいです。

よければ、他の記事も見ていってください。

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